イベント報告
「これが私流・私の活動です」 開催

人生60からが面白い
「これが私流・私の活動です」 開催
12月7日、静岡市内、勤労者総合会館にて、「これが私流・私の活動です」を実施しました。主催はグループ・楽しい定年塾(グループDo動、NPO法人WAC清水さわやかサービス、ライフサポートセンターしずおか、の3団体で構成)。
これは9月7日に実施した調査報告会と講演会「人生60からが面白い」の続編で、地域において実際に活動しているNPOや団体から活動内容を報告いただき、地域ではどのような人材が必要とされているのかについても知っていただく、いわば「出会いの場」として実施されたものです。
私流私の活動2
地域における活動報告は、4つの団体によって行われました。以下要旨です。
○ NPO法人マンパワーカフェ 駒形栄一さん
静岡市内の家電メーカー出身者が現役時代の技能を退職後も生かし、地域のお役に立とうと設立した。中小企業の環境問題へのカウンセリング(エコアクション21取得援助など)から高齢者の家の電球の取替えまで、幅広く活動している。メンバーは自分の得意分野で活動。
○ 清水日本語交流の会 吉野志津子さん
草の根で静岡在住の外国人に日本語を教えている。基本的にはマン・ツー・マンで、これまで延べ4万回のレッスンを実施。日本人男性と結婚した女性にはスーパーのチラシを使って教えるなど、実践的な内容。場面シラバス(テキスト)「ようこそ清水」や文法書も作成した。場所の確保が課題。
私流私の活動1
○ NPO法人自然公園づくりの会 稲葉穣さん
  人によって、人生のターニングポイントはいろいろだが、48歳で2ヶ月入院してから生き方を見直し、もう少しゆったりやろうと考えた。48歳から53歳くらいまで日曜大工をやっていたが、そのころ会社のリストラがあり、55歳で退職。修行の後、木工職人として独り立ちした。木への愛着から「里山研究会」をつくり、子ども達に木の大切さを残そうとNPOを立ち上げた。現在市の公園を借りて、公園管理、イベント開催など行っている。
○ 足久保村塾 長藤和子さん
  純粋なボランティア活動として、7年前主人が奔走して始まった。学校週5日制が始まってから、子ども達が土曜日を有意義に過ごせるようにとの思いがきっかけ。月2回イベントを行い、地域の人たち(サポーター)が協力する。「自分のできることをやる」、「無理したり、生活をしばったりしない」という原則で、フレキシブルにやっているのが長続きの秘訣。今日もしいたけの原木に菌を打ち込む催しを行っている。
 こうした報告の後、会場との意見交換を行い、最後にWAC清水さわやかサービス鈴木さんより、「こんな人を求めています」と題して、主に介護系NPOにおいて求められている人材について説明を行いました。
私流私の活動4
終了後、報告した団体役員に個別に相談する方が何人も。また会場後方で、展示も行ったので、参加された方々の多くはすでに活動している団体の様子を、写真など具体的な資料で見ていました。
私流私の活動3
この企画に続き、2月には第3弾も計画中。決まりましたらライフサポートセンターしずおかのホームページでお知らせします。

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