「静岡市求職者総合支援センター」が、6/30スタート。生活・住宅相談を受けます
静岡市は、現在の雇用失業情勢に鑑み、離職を余儀なくされた非正規労働者や中高年齢者等の失業者その他求職者に対する総合的な就業・生活支援の拠点となる施設を設置し、生活・就労相談等を実施します。このセンターの名称は「静岡市求職者総合支援センター」。清水駅に近い清水テルサ2階に6月30日(火)オープンします。
当面は生活・住宅相談のみでスタートし、7月27日(月)からは、ハローワークが合流し、職業相談・職業紹介も行います。静岡市におけるこのセンターは、県中部全体をエリアとしており、県東部、県西部につきましては静岡県がそれぞれセンターを設置します。
「静岡市求職者総合支援センター」の生活・住宅相談につきましては、ライフサポートセンターしずおかが静岡市より受託し運営します。
詳しくは下記チラシをご覧ください。
水のエコを学ぶ
6月18日午後、京都にある「NPO法人エコ・フォーラム21市民ネットワーク」の理事長小坂勇氏を招いて「水のエコ」について学びました。参加したのは県労福協(2人)、NPO法人マンパワーカフェ(4人)、ライフサポートセンターしずおか(2人)。
NPO法人エコ・フォーラム21市民ネットワークは、水資源の重要性に着目し、環境保全に寄与することを目的に設立され、節水装置システムの普及をめざしています。
この節水装置(器具)は、蛇口などに取り付けると無理なく節水できるもので、すでに京都市をはじめとし、主に西日本において行政施設や法人施設などで活用されているとのことです。
節水効果は1割を超え、経費節減はもちろんのこと、大切な水資源の節約に役立っているそうです。さらに、節水の効果としてCO2(二酸化炭素)の削減に貢献しているとの事です。つまり、水を節約することが、地球温暖化の要因といわれている温室効果ガス・CO2削減に効果があるというわけです。
説明する小坂理事長
小坂理事長は、身近な取組が環境を守ることを強調、節水装置の普及に今後も力を尽くすと語り、話を聞いた8人も納得の勉強会となりました。
第47回県労福協定期総会開催される
~すべての議案を承認~
6月9日(火)13:00~静岡市内クーポール会館にて、静岡県労働者福祉協議会第47回定期総会が開催されました。冒頭、6月6日急逝された前事務局長山本俊一さんに参加者全員が黙祷を捧げました。続いて来賓4人のあいさつを受け、議事に入りました。
2008年度総括は、「160万勤労者をコアとした地域活動の取り組みについて」、「『事業団体のあり方問題』に対する取組みについて」など、激変する社会情勢を背景とした活動結果が報告されました。
2009年度活動方針は、冷え込んだ景気の中で「格差・貧困」問題が一層悪化していることなどを踏まえ、自主福祉活動を強化するため、事業団体のあり方の引き続きの検討や、人材の育成などが提起され、承認されました。
総会冒頭、挨拶する平野会長
「ジョブカード」について研修
ライフサポートセンターしずおかは、6月1日(月)スタッフ会議を開き、冒頭「ジョブカード」についての研修を行いました。講師は静岡県内でジョブカード事業の推進を行っている静岡商工会議所の村田様、渕本様にお見えいただきました。
ジョブカードとは、「職務経歴」、「学習歴・訓練暦」、「免許・取得資格」、「キャリアシート」などからなるファイルのことで、就職活動やその後の安定的雇用、キャリア形成を支援するツールです。この仕組みにより、求職者はキャリアコンサルティングを受けることができ、また、希望の就職先へのアピールに活用もできます。
制度はH20年12月1日からH23年3月31日までの時限措置で、この制度を採用した企業には、キャリア形成促進助成金が支給されるため、企業研修に係るコストの削減ができます。
現在は県内における協力企業が少ないため、商工会議所では開拓を急いでおり、今後介護関係企業にもアプローチする予定だとのことです。
ここで注目は、「協力企業」の範囲ですが、NPOでも可能だとの事。職員を採用する側からこの制度を見ると、求職者を研修生として受入れ、適正が合えば正規採用するという活用も可能で、なおかつ研修費用の一部が補助されるということであり、NPOの人材確保の一助となるかも知れません。
制度の詳細については、日本商工会議所ホームページをご覧ください。
また、県内のお問い合わせ先を下記にご紹介します。
静岡商工会議所 054-653-0750
沼津商工会議所 055-931-1111
浜松商工会議所 053-452-1113
ライフサポートセンターしずおか第3回定期総会開催
5月22日(金)13:00より、ライフサポートセンターしずおか第3回定期総会が県勤労者総合会館で開催されました。設立から2年半余りが経過し、基礎を固めてきた活動を振り返り、2009年度方針を確認しました。これまでの活動については、①「暮らし何でも相談」、②「生きがい作り」が成果を生み、時宜を得た活動であったと総括しました。
これまでの活動の成果と課題を整理し、2009年度は、①「暮らし何でも相談」については体制の充実と相談内容の分析、②「生きがい作り」についてはライフサポートセンターしずおかのこれまでの活動が社会のニーズに合っているのかの調査を行い、今後に生かすことを確認しました。
また、事業を推進するために、広報活動の充実、他団体との連携、組織体制整備の検討などを確認し、終了しました。