イベント報告
最高に幸せな生き方と死の迎え方

最高に幸せな生き方と死のむかえ方
6/28、今から始める老い支度シリーズの第3回目『最高に幸せな生き方と死のむかえ方』と題し、甲府市ふじ内科クリニック院長の内藤いずみさんをお迎えし、セミナーを開催しました。参加者81名。(主催コープしずおか、ライフサポートセンターしずおか、(財)静岡県労働福祉事業協会、(公財)静岡県労働者福祉基金協会)
セミナー冒頭、内藤先生の出演された番組を収録したDVDを鑑賞、先生は、午前は診療所での診察、午後は在宅患者さんを自転車で訪問しています。一番したいことは、目の前にいる人の笑顔を見ること、先生のホスピス医療を受けるために山梨へやってくる患者さんもいらっしゃるそうです。
お母様はガンを患い、お父様も帰らぬ人になったことから人とかかわりあう医師という道を選んだ先生。その後、孤独の中で死んでいくことが恐ろしく気になり、東京の大学病院を辞め、イギリスでホスピスを学び、そのホスピス施設で知り合った患者さんのあたたかさを感じ、甲府で開業されたのだそうです。
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在宅ホスピスケアとは、自分の持っている宝物にきづく時間。これらは、人生の組み立てをするのにとても大事なことだそうです。
①大切な人。ペット可
②大切なこと。
③大切なもの。
④大切な役割。
また、人間の尊厳であるこの3つを高めると命の力を外に出せる。
①人間は、生きたい。呼吸は、最期の一息まで生きるエネルギーに支えられている。
②人間は、物を知りたい、学びたい。
③人間は、仲間になりたい。孤独ほど生きる喜びを失わせる。
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幸せな老後とは本人が捕まえるもの、ぎりぎりまで自分の能力と体を使うこと。その人にとっての生きがいや大切なものを見つけ、楽しく前向きに孤独にならない生活をすることが免疫力を高め、生きていく力を備えていくのではないかと思います。
そして最期。人は昏睡に入る前、体のエネルギーを燃やすという行為があります。これは、医学の世界では不穏と呼び(不安定、穏やかではない状態)、一晩中ずっと寄り添い、抱きしめてあげることが大切。親しい人だけを呼び、『よくがんばったね』とほめて送ってあげる。昏睡状態でも、耳は聞こえているそうです。
命の看取り。家で看取ることは楽ではありませんが、命に向き合うことから逃げないで、自分の若い世代にバトンタッチすることは、人と人とのかかわりを伝えることでもあり人の価値観も変えると言います。
最後に、うさぎさんのちょっといい話が紹介されました。これは、命を大切にすることを子供たちに伝えるもので、東日本大震災で被災された方に配信されています。その中で、今生きていることはすごいこと、苦しみや悲しみは自分の中で抱え込まず人に話すこと、ひとりではない、仲間がいることを伝えています。
震災に関係なく、今の時代、とても大切なことだなあと実感しました。
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ライフサポートセンターしずおか

「脳いきいき講座」松崎町で開催する!

「脳いきいき講座」松崎町で開催する!
ライフサポートセンター東部は、今年度最初の生きがい作りイベント「脳いきいき講座」を6月25日(土)に伊豆松崎町の環境改善センター二階会議室で開催しました。今回は松崎町、西伊豆町、両町の地域包括支援センター、賀茂地区労福協の後援を頂き、松崎町、西伊豆町をエリアに一般町民を対象に参加者を募りました。
当日は梅雨の晴れ間となり蒸し暑かったものの好天に恵まれ、当日飛び入り参加も含め50名の参加者にお出でいただきました。そのうち男性が13人で、何時もながら圧倒的に女性の参加者が多い傾向には変わりありませんでしたが、年代別では、今回30代、40代層の参加が比較的多く、平均年齢的にはこれまでで、一番若い参加者のセミナーになりました。
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今回は、内容を第一部に「認知症の正しい理解」、第二部を「認知症の予防と秘訣」とし、セルフチェックは認知症予防自己評価表チェックのみにして講演重視のセミナーにしました。「正しい理解」のところでは、認知症の代表的な分類、初期状態、健常者から認知症への過程。そして「予防と秘訣」では、認知症予防の理想的な考え方と現状、前頭前野に関する認知症予防と生活習慣、更には認知症予防の3原則とそのプロセス等について最新の研究結果、成果に基づいた講話に皆さん興味深く聞き入っていました。
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いずれにしても、認知症患者はすでに日本だけでも150万人を超え、今後増加の一途をたどると言われています。社会問題のもなりつつあり、市民の高いニーズが感じられますので私共東部事務所としましても、このテーマを今年度の生きがい作りサポート取り組みとして何か所か有益情報提供の場を作りたいと考えています。
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【東日本大震災】<現地岩手県から その6> 最終日(6/26)も民家の清掃を実施 帰路に

【東日本大震災】<現地岩手県から その6>
最終日(6/26)も民家の清掃を実施 帰路に

先程、静岡へ向け出発しました。今日は、陸前高田が朝から雨の為活動は14時終了、昨日に引き続き、民家の清掃作業を行いました。私達のそばで、警察が捜索活動を行っています。そのような場所ですので、活動前に黙祷をしてから作業に入りました。
この3日間の作業や現地での話から、様々なニーズを聞き取ることができました。
今後の支援の参考にしたいと思います。

【東日本大震災】<現地岩手県から その5> 最終日(6/26)も陸前高田で活動へ

【東日本大震災】<現地岩手県から その5>
最終日(6/26)も陸前高田で活動へ

今日も昨日と同じ陸前高田で活動します。まごころ寮出発前、何十年かぶりにラジオ体操をしました。気持ちのよい朝を迎えております。最終日、怪我のないように気をつけます。

【東日本大震災】<現地岩手県から その4>本日の活動のまとめ

【東日本大震災】<現地岩手県から その4>
本日の活動のまとめ

今日、初めて陸前高田にはいりました。
活動した地区は、少し高台ですが、両サイドからの津波で被害にあわれています。ボランティア140名が、民家や線路の瓦礫撤去や危険物の除去を行いました。
警察による海と陸からの捜索はまだ続いています。

【東日本大震災】<現地岩手県から その3> 本日の支援内容変更 民家の清掃に

【東日本大震災】<現地岩手県から その3>
本日の支援内容変更 民家の清掃に

民家の清掃で、とある基礎だけ残ったお宅でガラス片や金属を取り除いています。すぐ近くに線路がありますが、流れてきたもので山積みです。

【東日本大震災】<現地岩手県から その2> 静岡県災害ボランティア第12次隊、今日は陸前高田市へ

【東日本大震災】<現地岩手県から その2>
静岡県災害ボランティア第12次隊、今日は陸前高田市へ

今朝は曇りです。今日の作業は、陸前高田米崎地区のどろかきだしです。ボランティアも個人だけでなく、会社単位での参加もあります。

【東日本大震災】<現地岩手県から その1> 静岡県災害ボランティア第12次隊、現地での活動開始

【東日本大震災】<現地岩手県から その1>
静岡県災害ボランティア第12次隊、現地での活動開始

今日は午前中 大槌町の視察、午後は、大槌川の河川敷に菜の花を植えるための準備で、ガラス片やゴミ拾いを行いました。午後の活動中、静岡の木工職人さんが手作りした足裏マッサージ機のお届けに同行、その後、地域の人達で作った広場を伺いおじゃましました。
大槌では、自宅避難者に対しての物質供給は打ち切られ、家電がひとつもらえるだけとのこと、自宅避難と言っても親戚が身を寄せ生活しているので、小さな避難所がたくさんあるのと同じです。仮設住宅同様、あとは自力でなんとかしなくてはならない厳しい状況は、被災者間でも格差がでてきそうです。

ろうきんグリーン友の会(静岡地区、浜北地区)が岩手支援タオル150枚を提供

ろうきんグリーン友の会(静岡地区、浜北地区)が岩手支援タオル150枚を提供
 6月24日(金)午後、ろうきんグリーン友の会県連絡会岡村会長、同静岡地区赤松会長が静岡県ボランティア協会を訪れ、岩手県で被災された方々の支援のために会員から集めたタオル150枚(静岡地区100枚、浜北地区50枚)、ミニタオル若干を提供した。
 静岡県ボランティア協会は、毎週災害ボランティア約30名を岩手に派遣し、遠野市に設置した「まごころ寮」を拠点に沿岸部で被害の大きかった大船渡、大槌、釜石、陸前高田などに入っている。支援活動は4月7日(木)から継続実施しており、現在第12次隊が現地入りし、活動している。
 このほか、仮設住宅に移る方々のために、6月30日までを目途に、未使用のハンカチとタオルを募集し、岩手県に運んでいる。
 今回こうした支援活動を知ったろうきんグリーン友の会が、会員に協力を呼びかけた結果、タオル150枚の提供となった。
静岡県ボランティア協会横山氏(左)にタオルを手渡すろうきんグリーン友の会県連絡会岡村会長、赤松静岡地区会長
グリーン友の会タオル贈呈
横山氏から、写真パネルを見ながら現地での活動の様子を聞く岡村氏、赤松氏
パネル展示

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第12次隊出発

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第12次隊出発
 静岡県ボランティア協会が毎週岩手に派遣している静岡県災害ボランティアの第12次隊が6月23日(木)午後8時過ぎ、出発した。今回のボランティアは28名。午後7時過ぎからのオリエンテーションで、このボランティアの意義や現地での注意事項の説明を受けたあと、大型バスに乗り込んだ。
 11時間をかけ、岩手県遠野市にある拠点「まごころ寮」に6月24日(金)の午前7時頃到着予定で、同午前8時前には現地ボランティアセンター「遠野まごごろネット」に到着し、活動に入る。26日(日)まで活動し、同夜静岡に向け現地を立ち、27日(月)早朝帰静の予定。
オリエンテーション
出発前オリエンテーション
出発直前のバス
出発直前のバス
 なお、この第12次隊には、ライフサポートセンターしずおかの望月職員が参加している(5月に続き2回目)。

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