イベント報告
韓国より介助研修団来静

 12月14日10:00~15:00頃まで、全労済静岡県本部6階大会議室で,韓国ソウル市内の大学(又松情報WOOSONG大学・社会福祉学科)の教授2名と学生25名が、日本の介護技術を学びに、ユウ・アイ福祉振興会・全労済静岡県本部主催する研修に参加のため来静しました。
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通訳を通してあいさつするユウ・アイ福祉振興会増田専務
 研修団は、福祉理念についての講義を受けた後、介護技術の実習を行いました。実習は秋山・林両講師により、電動ベッドを使って、全くの水平よりも若干頭が上がった位置のほうが患者が心地よいことなどを体験。
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準備運動をする研修団
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電動ベッドを使った実習
 受講した学生の表情は真剣そのもの。介護する人も、される人も体に負担をかけることなくベッドからの移乗・移動を行う方法を勉強しました。
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真剣な表情の研修生
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頭を支える手に気持ちがこもる
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記念撮影

日詰会長講演

11月29日、伊豆長岡の「おおとり荘」にて労福協東部ブロック協議会の定期総会が開催されました。
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総会後 「地域社会との協働:ライフサポートセンターが果たす役割」 と題し、
日本の地域社会の現状、企業・労働組合・NPOの連携による社会貢献活動
の必要性、また、ネットワーカーとしてのライフサポートセンターの役割などを
テーマに、ライフサポートセンターしずおかの日詰一幸会長が、特別講演を行
いました。
「これからの地域づくりに大切なことは、地域生活者が地域の課題に気づき、
それを皆で共有化し、課題解決に向けての方策を見つけて、解決に乗り出し
ていくというプロセスです。」という主旨のお話をされました。
ライフサポートセンターしずおかは、これからの社会を変えていくイノベーター
となれるよう、活動を推進して行きたいと思います!
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 講演する日詰会長
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 熱心に聞き入る参加者

生きがいづくり 情報発信(沼津)

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新聞掲載

2007年11月4日ライフサポートセンター浜松が実施した「シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウム」の内容が、中日新聞、静岡新聞に掲載されました。
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グリーン友の会のつるし雛

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静岡地区グリーン友の会では、毎月第3木曜日につるし雛教室を開催しています。
今月は、【手まり】を作っています。元々、このつるし雛は、子供の成長を願う親の深い愛情が込められたものであり、ひとつひとつに意味があります。
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【手まり】は、子供の玩具です。ちなみに、先月作った【羽子板】は、厄を飛ばすという意味があり、また、12月予定の【おかたごろ】は、高貴な人のこと。特につるし雛飾りで有名な東伊豆町稲取では、花嫁さんのことをおかたと呼び、「おかたの頃」が語源で着せ替え人形遊びのことを言うそうです。

全労済県本部、AEDを県内高校に寄贈

全労済県本部AEDを県内私立中学校・高校10校に寄贈
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寄贈の様子
 全労済静岡県本部は11月14日、県内私立中学校・高校10校に、AED(automated external defibrillator自動体外式除細動器)を各1台寄贈しました。同本部の創立50周年を記念した社会貢献の一環です。
 寄贈式に先立ってこの日午後から、対象校の先生たちがホテルアソシア静岡ターミナルにて、AEDの使用法について講習を受けました。
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AED外観
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AED中味
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挨拶する水谷全労済静岡県本部理事長
 寄贈式では全労済静岡県本部の水谷理事長が挨拶し、「50周年を迎え、お世話になった地域への恩返しの一環としてAEDを学校に寄贈することとした。全労済は『命と暮らしを守る』、『助け合いの社会をつくってゆく』を標榜しており、今回の寄贈につながった」と話し、一校ごとに目録とAEDを手渡しました。
 その後寄贈校代表として、静岡県私学協会副会長である浜松日体中学校・高等学校校長の安達忠勝先生が謝辞を述べました。
 最後に取扱業者より、今回寄贈の機種についてあらためて使用法の説明を行い、寄贈式を終了しました。
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テレビ局のカメラも見える会場の様子

男の手料理大盛況(浜松)

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シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウムを開催(浜松)

今日をキックオフの機会に
NPOパートナーシップ実行委員会とライフサポートセンター浜松は、11月4日(日)14:00より、浜松市アクトシティ内にあるコングレスセンターにて、「シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウム」を開催しました。約100名の方が参加、NPOについて知る良い機会となりました。司会進行は、久保田翠さん(NPO法人クリエイティブサポートLet’s理事長)にお願いしました。
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司会進行の久保田翠さん
【第一部】ライフサポートセンターしずおかの会長であり、NPOを研究テーマとしている静岡大学・日詰一幸教授の講演「地域におけるNPO活動とシニアライフ」。
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講演する日詰教授
NPOが注目される背景、NPO法人の現状(設立数:静岡県内725、全国32,366)が説明され、その後世論調査等各種調査から見える市民の意識などについて話が進みました。調査では、「地域活動に参加する人ほど、近隣関係も深い」、「高齢者の半数以上が若い世代との交流を希望」、「社会のために役立ちたいと思っている人が増加傾向にある」、「NPO・ボランティア活動に現在参加している人は10.1%だが、今後参加したい人は51.6%」などが読みとれ、地域のつながりが強まると、刑法犯認知件数が減少したり、合計特殊出生率が増加するという相関関係が認められることが説明されました。
最後にまとめとして、次の4点で講演が締めくくられました。
1. 地域社会で活動を展開しているNPOは皆さんの力を色々な面で必要としています。
2. まずはNPO活動の体験をしてみたらいかがでしょうか。
3. 新たな自分の人生が拓かれていくはずです。
4. NPOは皆さんとの交流を望み、皆さんの訪問を大歓迎します。
【第二部】
日詰教授、井ノ上美津恵さん(NPO法人浜松NPOネットワークセンター代表理事)、戸塚征彦さん(NPO法人ボランティア支援ネットワークパレット事務局長)によるパネルディスカッション。

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NPO活動内容の紹介
パネリスト二人から、それぞれのNPOに関する説明の後、西部パレットの紹介によりNPOに結びついた人の例や、NPO設立相談が年間150件あり、女性が多いこと、定年を控えてこれまでと違う人生を送りたいと考えている人が多いことなどが紹介されました。
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パネリストの皆さん
会場からは、NPOの負の部分は?との質問が出され、パネリストからは、組織力が弱い、意思決定に時間がかかる、給与の支払をする財政的余裕が無く、役員は無給でフルタイム働いている、負ということではないが、行政の委託事業などを実施することも多く、対等な立場を守るためノウハウを勉強・蓄積してゆく必要があること、などが例示されました。
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参加者の皆さん
また、今回のシンポジウムの狙いである「NPOと一般の人達との出会い」については、パネリストよりの意見として、企業で働く現職の人達にNPOに関わって欲しい、そのための活動をライフサポートセンターにも期待したい。西部パレットではライフサポートセンターと連携を取り、ニュースを労組に定期的に送っているが、労働組合に所属しない方々にも活動を知って欲しい。労組もNPOであり、連携して社会的課題に取組んで欲しい、などの発言がありました。
最後に日詰教授より「違う生き方があったんだ、ということに気付く、NPOを通して新しい生き方、働き方を考える…私たちはお互いを知らなすぎた。今日をキックオフの機会としたい」とまとめの言葉があり、終了しました。

NPOプレゼント講座のご案内

(財)静岡県労働者福祉基金協会NPO法人男女共同参画フォーラムしずおかの主催による
『NPOが元気になる棚おろし塾2007』を3回シリーズで開催します。
詳細は下記のとおりです。
お申込み・お問合せ:男女共同参画フォーラムしずおか
TEL&FAX  :054(248)7401
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加藤明生さん

My Life My Way
地域でも助け合いたい
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加藤明生さん
【全労済静岡県本部はライフサポートセンター設立4団体のうちのひとつ。そこで職域推進課長として働く加藤さんは、かなり忙しい人だ。にもかかわらず、地域の活動に関わりたいという気持ちが強い。職業柄もあって、困ったときはお互い様、という互助の精神が身についているのだろうか。加藤さんは「災害ボランティアコーディネーター」である】
-災害ボランティアは分かりますが、コーディネーターとはどんなことをするのですか。
東海地震が発災した際に、全国からボランティアが集まると考えられます。このボランティアと、被災者のニーズをつなぐのが、災害ボランティアコーディネーターです。
-すると、発生の確率が高いといわれる東海地震の際は、自分の家が無事であれば、活躍されるわけですね。そもそもコーディネーターになろうと思ったきっかけは何ですか。
静岡県労働者福祉協議会(※ライフサポートセンター設立4団体のひとつ)に出向していた際に、静岡県で養成講座を行っており、参加したのがきっかけです。いまひとつの理由は、地域において顔のつながりが少なかったので、これを深めたいという気持ちもありました。老後の地域におけるコミュニケーションのことも若干気になりました。
-地域での顔は広がりましたか。
仕事があるので土日くらいしか活動に出席できませんが、ネットワークが広がったことは確かです。今まで付き合いのなかった年齢の高い方とも話ができるようになりました。
-コーディネーターとしての訓練はどのようにするのですか。
防災の日にボランティア本部の立ち上げ訓練をするなどしています。
【取材メモ】東海地震の可能性が公表されてから40年あまり。このところ静岡以外での地震発生が目に付きます。それがむしろ不安に感じる今日このごろです。いざ大地震となれば、とりあえずは自分の身は自分で守らなければなりません。加藤さんのようなボランティア活動は、地域にとってかなり重要な役柄となります。頼もしく感じるとともに、加藤さんの出番が少なくて済むような自助努力をしなくては、と考えました。
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