イベント報告
12月19日法律相談会

   無料法律相談会を開催しました  [emoji:v-481]
 12月19日(水)静岡労政会館にて、静岡大学法科大学院ライフサポート
 センターしずおか
の連携による、4回目の無料法律相談会を開催しました。
 当日は、法科大学院で教育を担当している弁護士の先生方が、16名の
 相談者に対応して下さり、事前のヒアリングを大学院生が行いました。
 事前学習会を開催するなど、熱心に取組んだ甲斐あって、相談者の方
 からは、「このような機会を増やしていただきたい」 「とても参考になり、
 有難うございました」 などの感想をいただき、嬉しく思います。
 中にはお待たせしてしまった方もいて、申し訳ありませんでした。
 今後も幅広い相談活動が出来るよう、努力していきたいと思います。
 次回は3月頃開催予定です。
 2007_1219_210041_20071225162752.jpg

  相談会終了後の法科大学院の皆さん。 お疲れ様でした キラキラ

佐原直道さん

My Life My Way
職場以外のコミュニティーにも関わりたい
佐原さん1

佐原直道さん
【静岡県労働金庫はライフサポートセンター設立4団体のうちのひとつ。本店営業部会員係長として、会員・お客様のために走り回る。一般企業では営業と呼ばれる部署の責任者である。とにかく忙しい。
家に帰れば一児の父親として、奥さんを助け育児に関わる。これもまた忙しい。
そういう年代だから仕方がない、と悟っている。しかし、内なる闘志がその温和な表情に隠れている。自分探しをしようと、模索の毎日だ】
-静岡労金に入ろうと思ったきっかけは何ですか。
就職氷河期の走りの頃で、労金もそれまで30名程度募集していたのが10名に激減した時期です。Uターン就職を目指していて、「福祉金融」という言葉に惹かれました。
-静岡労金に入った後、民間損保会社にトレーニーとして派遣されていましたね。ここでは何を学びましたか。
1996年に入庫し、1999年に派遣されました。一番学んだのは民間企業最前線の厳しさですね。最初の3ヶ月間は集合研修で、保険商品の約款を読み、その中に何が書いてあるのかを徹底的に教え込まれました。
-人生の目標は何でしょう。
(少し考えてから)今それを探っている段階なんですよね。ある労組役員から、夢はあまり大きすぎるものを持つよりも、10~20年で実現できるようなものが現実的ではないか、と言われて考えさせられました。立ち止まってゆっくりと考えたいのですが、時間が無くて。
-プライベートな時間はどう過ごしていますか。
子供が1歳半なので、子守が中心ですね。時々はネットサーフィンもします。時間ができるようになったら、地域における人との繋がりを広げたいと思います。
-趣味は何でしょう。
スポーツは、誘われればやりますが、特定のものに打ち込んでいるわけではありません。車の運転が好きなのですが、今年5月に車が盗難に遭い、いまだに戻ってこないのが残念です。写真なども関心があります。子供の成長記録用に、デジタル一眼レフカメラが欲しいかな。読書も好きで、最近は手ごろな新書を中心に読んでいます。
-仕事をしていて何か気になることはありますか。
自分自身長期的な視野が持ちにくくなっているように感じます。組織自体もそうかもしれません。その組織のストレスが、個人にも伝染してきていないか心配です。
-そうすると、ストレス解消はどのように。
やはり子守、次は酒を飲むこと、でしょうか。
-子供が大きくなったとき、どのような世の中になっていれば良いと思いますか。
やはり、夢が見られるような社会ですね。
【取材メモ】真面目さが印象的な佐原さん。今はなかなか自由時間が取れないが、子守の時間を大切にしている様子。仕事をしていると、どうしても職域における人脈が中心となりますが、地域へも入りたいという思いがあるそうです。今は時間的余裕が無くても、いずれじっくりと自分の道を考え、いわゆる会社人間にならないよう何らかの目標を見つけられることでしょう。
佐原さん2

韓国より介助研修団来静

 12月14日10:00~15:00頃まで、全労済静岡県本部6階大会議室で,韓国ソウル市内の大学(又松情報WOOSONG大学・社会福祉学科)の教授2名と学生25名が、日本の介護技術を学びに、ユウ・アイ福祉振興会・全労済静岡県本部主催する研修に参加のため来静しました。
2007_1214_102904.jpg
通訳を通してあいさつするユウ・アイ福祉振興会増田専務
 研修団は、福祉理念についての講義を受けた後、介護技術の実習を行いました。実習は秋山・林両講師により、電動ベッドを使って、全くの水平よりも若干頭が上がった位置のほうが患者が心地よいことなどを体験。
2007_1214_104336.jpg
準備運動をする研修団
2007_1214_112414.jpg
電動ベッドを使った実習
 受講した学生の表情は真剣そのもの。介護する人も、される人も体に負担をかけることなくベッドからの移乗・移動を行う方法を勉強しました。
2007_1214_113218.jpg
真剣な表情の研修生
2007_1214_112934.jpg
頭を支える手に気持ちがこもる
2007_1214_120300.jpg
記念撮影

日詰会長講演

11月29日、伊豆長岡の「おおとり荘」にて労福協東部ブロック協議会の定期総会が開催されました。
講演・沼津 008

総会後 「地域社会との協働:ライフサポートセンターが果たす役割」 と題し、
日本の地域社会の現状、企業・労働組合・NPOの連携による社会貢献活動
の必要性、また、ネットワーカーとしてのライフサポートセンターの役割などを
テーマに、ライフサポートセンターしずおかの日詰一幸会長が、特別講演を行
いました。
「これからの地域づくりに大切なことは、地域生活者が地域の課題に気づき、
それを皆で共有化し、課題解決に向けての方策を見つけて、解決に乗り出し
ていくというプロセスです。」という主旨のお話をされました。
ライフサポートセンターしずおかは、これからの社会を変えていくイノベーター
となれるよう、活動を推進して行きたいと思います!
講演・沼津 009
 講演する日詰会長
講演・沼津 010
 熱心に聞き入る参加者

生きがいづくり 情報発信(沼津)

SCAN0151-1_1_20071207135354.jpg

新聞掲載

2007年11月4日ライフサポートセンター浜松が実施した「シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウム」の内容が、中日新聞、静岡新聞に掲載されました。
20071130090702.jpg

20071130090722.jpg

グリーン友の会のつるし雛

20071116123717.jpg

静岡地区グリーン友の会では、毎月第3木曜日につるし雛教室を開催しています。
今月は、【手まり】を作っています。元々、このつるし雛は、子供の成長を願う親の深い愛情が込められたものであり、ひとつひとつに意味があります。
20071116123708.jpg

【手まり】は、子供の玩具です。ちなみに、先月作った【羽子板】は、厄を飛ばすという意味があり、また、12月予定の【おかたごろ】は、高貴な人のこと。特につるし雛飾りで有名な東伊豆町稲取では、花嫁さんのことをおかたと呼び、「おかたの頃」が語源で着せ替え人形遊びのことを言うそうです。

全労済県本部、AEDを県内高校に寄贈

全労済県本部AEDを県内私立中学校・高校10校に寄贈
20071114173929.jpg
寄贈の様子
 全労済静岡県本部は11月14日、県内私立中学校・高校10校に、AED(automated external defibrillator自動体外式除細動器)を各1台寄贈しました。同本部の創立50周年を記念した社会貢献の一環です。
 寄贈式に先立ってこの日午後から、対象校の先生たちがホテルアソシア静岡ターミナルにて、AEDの使用法について講習を受けました。
20071114172323.jpg
AED外観
20071114172336.jpg
AED中味
20071114172305.jpg
挨拶する水谷全労済静岡県本部理事長
 寄贈式では全労済静岡県本部の水谷理事長が挨拶し、「50周年を迎え、お世話になった地域への恩返しの一環としてAEDを学校に寄贈することとした。全労済は『命と暮らしを守る』、『助け合いの社会をつくってゆく』を標榜しており、今回の寄贈につながった」と話し、一校ごとに目録とAEDを手渡しました。
 その後寄贈校代表として、静岡県私学協会副会長である浜松日体中学校・高等学校校長の安達忠勝先生が謝辞を述べました。
 最後に取扱業者より、今回寄贈の機種についてあらためて使用法の説明を行い、寄贈式を終了しました。
20071114173949.jpg
テレビ局のカメラも見える会場の様子

男の手料理大盛況(浜松)

20071112160049.jpg

シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウムを開催(浜松)

今日をキックオフの機会に
NPOパートナーシップ実行委員会とライフサポートセンター浜松は、11月4日(日)14:00より、浜松市アクトシティ内にあるコングレスセンターにて、「シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウム」を開催しました。約100名の方が参加、NPOについて知る良い機会となりました。司会進行は、久保田翠さん(NPO法人クリエイティブサポートLet’s理事長)にお願いしました。
001.jpg
司会進行の久保田翠さん
【第一部】ライフサポートセンターしずおかの会長であり、NPOを研究テーマとしている静岡大学・日詰一幸教授の講演「地域におけるNPO活動とシニアライフ」。
002.jpg
講演する日詰教授
NPOが注目される背景、NPO法人の現状(設立数:静岡県内725、全国32,366)が説明され、その後世論調査等各種調査から見える市民の意識などについて話が進みました。調査では、「地域活動に参加する人ほど、近隣関係も深い」、「高齢者の半数以上が若い世代との交流を希望」、「社会のために役立ちたいと思っている人が増加傾向にある」、「NPO・ボランティア活動に現在参加している人は10.1%だが、今後参加したい人は51.6%」などが読みとれ、地域のつながりが強まると、刑法犯認知件数が減少したり、合計特殊出生率が増加するという相関関係が認められることが説明されました。
最後にまとめとして、次の4点で講演が締めくくられました。
1. 地域社会で活動を展開しているNPOは皆さんの力を色々な面で必要としています。
2. まずはNPO活動の体験をしてみたらいかがでしょうか。
3. 新たな自分の人生が拓かれていくはずです。
4. NPOは皆さんとの交流を望み、皆さんの訪問を大歓迎します。
【第二部】
日詰教授、井ノ上美津恵さん(NPO法人浜松NPOネットワークセンター代表理事)、戸塚征彦さん(NPO法人ボランティア支援ネットワークパレット事務局長)によるパネルディスカッション。

005.jpg
NPO活動内容の紹介
パネリスト二人から、それぞれのNPOに関する説明の後、西部パレットの紹介によりNPOに結びついた人の例や、NPO設立相談が年間150件あり、女性が多いこと、定年を控えてこれまでと違う人生を送りたいと考えている人が多いことなどが紹介されました。
004.jpg
パネリストの皆さん
会場からは、NPOの負の部分は?との質問が出され、パネリストからは、組織力が弱い、意思決定に時間がかかる、給与の支払をする財政的余裕が無く、役員は無給でフルタイム働いている、負ということではないが、行政の委託事業などを実施することも多く、対等な立場を守るためノウハウを勉強・蓄積してゆく必要があること、などが例示されました。
003.jpg
参加者の皆さん
また、今回のシンポジウムの狙いである「NPOと一般の人達との出会い」については、パネリストよりの意見として、企業で働く現職の人達にNPOに関わって欲しい、そのための活動をライフサポートセンターにも期待したい。西部パレットではライフサポートセンターと連携を取り、ニュースを労組に定期的に送っているが、労働組合に所属しない方々にも活動を知って欲しい。労組もNPOであり、連携して社会的課題に取組んで欲しい、などの発言がありました。
最後に日詰教授より「違う生き方があったんだ、ということに気付く、NPOを通して新しい生き方、働き方を考える…私たちはお互いを知らなすぎた。今日をキックオフの機会としたい」とまとめの言葉があり、終了しました。

バックナンバー

検索

PAGE TOP