イベント報告
【東日本大震災】<現地岩手県から その5> 復旧はあまり進んでいない。継続して援助をしてほしい・・・遠野まごころネットのスタッフさん

【東日本大震災】<現地岩手県から その5>
復旧はあまり進んでいない。継続して援助をしてほしい・・・「遠野まごころネット」のスタッフさん

 今日は、夕食後、遠野の語りべさんによる昔話を一時間聞き、その後事務連絡、懇親会となりました。
 明日は、午前大槌、午後釜石での活動予定です。
 帰りの車中、今日一緒に同行した「遠野まごころネット」の方が、この震災で、 前日まで一緒に仕事をしていた先輩が亡くなり、また同じように、家族や知人を亡くした人が多く大変な状況であること、報道では、復旧が進んでいるように伝えられているが、あまり進んでおらず、継続して援助をしてほしいこと、また、多くの方にこのことを伝えてほしいと話され、涙してしまいました。

【東日本大震災】<現地岩手県から その4> 本日の活動終了

【東日本大震災】<現地岩手県から その4>
本日の活動終了

 本日も昨日に引き続き、保育園内で、床下の水抜き、教室の拭き掃除、駐車場と近隣道路の土砂除去などを行いました。教室の床は張り替える予定ですが、土で汚れたままなのも気の毒に思い、班の方と2人で拭き掃除を主に行いました。
 今日もお昼の為にバスまで歩いていると、近所にお住まいの方から『保育園には毎日ボランティアが来るけれど、電話をしてもなかなか来てくれない。』と私達に声をかけてきました。この大槌町は、復旧が遅れているそうで、お宅の前には使えなくなった家財道具や土砂が積まれ、今だに電気が使えません。ボランティア活動のコーディネートをしている「遠野まごころネット」では、お家の片づけ、土砂のかきだし、家財の運搬など、それぞれのお宅のニーズを聞きお手伝いをする『分かち合い隊』がありますので、チラシ数枚をお渡ししご案内しました。
 この地区のニーズを充分に拾うことがまだできていないようです。早急に対応できれば良いなと感じました。

【東日本大震災】<現地岩手県から その3> 昨日に続き本日も保育園で活動へ

【東日本大震災】<現地岩手県から その3>
昨日に続き本日も保育園で活動へ

 天候は曇り。夕べの雨も今は上がっています。今日も、昨日の保育園での作業です。
 ボランティアセンターで朝礼に参加、あわてない、あせらない、あきらめないで活動してくださいとのこと。8時27分出発しました。みんな元気です。
<追記>
今朝ボランティア拠点から撮影した周辺風景(バスは静岡から乗ってきたもの)
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【東日本大震災】<現地から その2> 保育園で活動

【東日本大震災】<現地から その2> 保育園で活動
 今日は、大槌保育園で、午前は庭園の土砂除去と室内の片づけに別れて活動し、午後は土砂除去を中心に、途中から、水に浸かった書類の廃棄とそのなかから写真やアルバムを見つける作業を行いました。
 昼食は、避難所近くの公園でとりました。この避難所は、日頃弓道場として使っていたそうですが、今もなお200名の方が生活しています。また外には、自衛隊の提供するお風呂や隊員の寝泊まりするテントがズラッと張られ、第4次隊が作ったまごころ食堂もあります。今日は、ボランティアの私達にもカレーやシチュー、サラダなどを提供して下さいました。
 活動を終えて、バスに向かい歩いていると、地元の方から『どこから来たのですか?』と声をかけられ『静岡です』と答えると大変おどろかれ、『頑張って下さい』と言われました。また、行き帰りの道中、道路沿いのお宅の窓には『ありがとう』と紙が貼られていました。こちらが支えて励まさなくてはならないのに、逆に励まされてしまい申し訳なく思ってしまいます。この温かい気持ちに応えられるよう残り2日間、精一杯活動します。

<静岡市女性会館アイセル21>湯浅誠講演会「つながりの中で生きるために」申込受付中

<静岡市女性会館アイセル21>
静岡市女性会館主催「貧困を考える」第3弾

湯浅誠 講演会「つながりの中で生きるために」
 私たちは何かひとつトラブルがあればたちまち行き詰ってしまう“すべり台社会日本”に生きています。「自立」とは一人で生きることではなく、つながりの中で生きること…。誰もが排除されることなく安心して暮らせる社会をつくっていくこと。貧困を自分たちの問題として考えてみませんか?
日時:平成23年5月15日(日)13:30~15:30
場所:アイセル21 1階 ホール
講師:湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長、内閣府参与、内閣官房震災ボランティア連携室室長)
参加費:無料
一時保育:あり(要電話予約 1歳~未就学児)
申込:電話またはホームページでお申し込みください。
申込先:静岡市女性会館(TEL 054-248-7330)  詳しくはこちらをご覧ください。

【東日本大震災】<現地から その1> 第五次隊現地に到着

【東日本大震災】<現地から その1> 第五次隊、現地に到着
 5/6(金)7:30東日本大震災静岡県災害ボランティア第五次隊は岩手県遠野市のボランティア拠点に到着。昨夜出発して東名高速道路にて帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれたものの、30分程度の遅れで済みました。
9:00に遠野市内のボランティアセンターを出発し、大槌町の保育園に向かい、園庭の危険物除去作業を行う予定です。保育園到着は10:30ごろの予定。

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第五次隊出発

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第五次隊出発
 5/5(木) 20:10、「東日本大震災静岡県災害ボランティア第五次隊」が岩手県に向けて出発しました。これは、静岡県ボランティア協会(以下「県ボラ協」)が毎週1回派遣しているもので、岩手県遠野市を拠点に沿岸部の大槌町、釜石市、陸前高田市などに出向いて活動しています。
 4/7出発の第一次隊から約1ヶ月。各被災地ではゴールデンウィーク中、ボランティアの数が急増したと伝えられますが、今後も一層ボランティアの力が求められます。
 今日出発した第五次隊は、男性16名、女性6名の計22名に事務局が1名。さらに現地でのバスの運転にあたられる方2名の総勢25名。19:00に県ボラ協に集合、1時間かけて綿密なオリエンテーションを受け、バスに乗り込みました。
オリエンテーション
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 オリエンテーションでは、県ボラ協の小野田常務より、この活動を立ち上げるまでの経過が説明され、続いてすでに現地に入った経験のある県ボラ協横山さん、久保田さんより日程や注意事項、心構えについて詳しく説明がされました。オリエンテーション終了後、あらかじめ4つの班に分けられたメンバーの話し合いで班長が決定されました。
 オリエンテーションは19:59に終了。県ボラ協スタッフの皆さんなどの見送りを受けて、バスは岩手に向け出発しました。ゴールデンウィークの帰省ラッシュで東名高速道路が一部渋滞しており、現地到着は若干遅れる可能性があります。
 今回の第五次隊には、福祉事業団体から孕石さん(公財・静岡県労働者福祉基金協会)が事務局として、福島さん(静岡ろうきん)、望月さん(ライフサポートセンターしずおか)がメンバーとして参加しています。
20:10バスが出発
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<消費者問題ネットワークしずおか>消費生活専門相談員受験対策講座参加者募集

<消費者問題ネットワークしずおか>
消費生活専門相談員受験対策講座参加者募集

 県内の消費生活センター等で相談業務に関わる人を養成し、県内の消費者行政の充実を図るため、「消費生活専門相談員受験対策講座」の参加者を募集します。
※消費者問題ネットワークしずおかの受験対策講座受講生は、09年に5名、10年に7名の方が合格し、静岡県内の合格者の半数以上を占める実績となっています。
詳しくは消費者問題ネットワークしずおかブログをご覧ください
ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】小学校保護者からタオル・ハンカチが届く

【東日本大震災】小学校保護者からタオル・ハンカチが届く
 4月28日(木)、ライフサポートセンターしずおか本部に大きな段ボール箱1箱分の未使用タオル・ハンカチが届きました。これは、静岡県ボランティア協会が現地ニーズとして避難所や仮設住宅に暮らす人達のために受け付けていることを知った保護者から贈られたものです。
 贈っていただいたのは、静岡市清水区のAさん。Aさんは、ライフサポートセンターしずおかを通じて静岡県ボランティア協会の活動を知りました。静岡市立清水西河内小学校の保護者や近所の方に呼びかけて、集めていただいたそうです。
贈られた未使用のハンカチ・タオル
ハンカチ・タオル寄贈
 ライフサポートセンターしずおかでは、早速静岡県ボランティア協会に届けました。
 早ければ、本日出発の静岡県災害ボランティア第4次隊と一緒に岩手へ届けられます。
 Aさんはじめご提供の皆様、どうもありがとうございました。
 人を想うやさしい気持ちが支援の輪を広げるのだと思います。
 今後も物資の支援活動は続くと思われますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。
 ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト設立記念フォーラム・設立総会

【東日本大震災】東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト設立記念フォーラム・設立総会
 2011/4/24(日)立正大学 大崎キャンパス内講堂にて、東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト設立記念フォーラム・設立総会が開催されました。
 この組織は、東日本大震災復興NPO支援・東海プロジェクトの全国版組織で、もともと、東海プロジェクトが中心となり全国規模に広がったもので、LSCは、その東海プロジェクトの世話人に入っています。
 設立の目的は、被災地のNPO等が全国のNPO等と連携し、これまでどおり継続的な活動が行えるよう、中長期に渡り支援していく『支援者への支援』。NPO等が活動することで、雇用創出や細かなサービスを提供することも期待できます。その為にも、資金・物資・人員を集め、被災地のNPO等に対して、他の地域のNPO等が連絡を取り支援できるような関係を築くこと、避難された被災者の方の受け入れができるNPO等の情報収集と活動への支援などにも取り組んでいくものです。
 
 総会に先立ち記念フォーラムが開催され、LSCのセミナーでお付き合いのある長野県神宮寺高橋卓志住職の現地活動報告、また、(社)埼玉県労働者福祉協議会 永田事務局長からの報告などもありました。
後さん20110424_140736
*設立趣旨を説明する市民フォーラム21・NPOセンター 後代表理事
湯浅さん20110424_142127
*来賓の湯浅誠さん
救助犬20110424_143606
*日本救助犬団体協議会の皆さんと救助犬たち。現地での捜索活動に参加。
高橋住職20110424_164948
*長野県神宮寺高橋卓志住職。現地で救援活動を行う。この日も、石巻と南相馬での活動後、車で会場へ。
永田さん20110424_151230
*(社)埼玉県労働者福祉協議会 永田事務局長。
埼玉へ避難してきた双葉町の支援に、事業団体を中心に支援物資の供給を行った。
庄野さん20110424_165328
*未来への宣言を読む、設立代表呼びかけ人代表『国境なき楽団』の庄野真代さん。
楽団のトラックを支援物資運送用に提供。今後コンサートも計画されているそうです。
現地NPO7団体の代表者からは、南三陸の保育園には100名が避難、布団はなく毛布だけで靴もない生活、女川では、おにぎり1つ、菓子パン1つの生活、メディアには取り上げられない福島県いわき市の状況、八戸・久慈への支援、孤立被災者、弱者への支援などの報告がありました。
この震災支援の為に、通常業務を停止して人道支援を行っているNPOは多く、その間全くお金が入らない状況ではありますが、それでも人を助けたい一心でみな頑張っています。彼らの活動は、行政の行き届かない部分をカバーし地域を支えている重要な役目を担っているので、活動が継続できるようあらゆる面でのバックアップ体制が必要となります。これは、NPOだけの力では無理なので、様々な団体や企業にもご支援とご協力をお願いしたいところであります。
設立総会は、規約・活動骨子案が提示、承認されました。
今後、この活動が本格的になりましたら、都度ご紹介していきたいと思います。
ライフサポートセンターしずおか

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